[トムライン流]グランビルの法則

①基礎編動画

②応用編動画

米国チャート分析家のグランビル氏が考案した理論です。
移動平均線の向きや乖離状況から相場の方向性を分析するために使います。
私のトレードではグランビルの法則の基本を少し応用した原則を採用しています。

グランビル基本

まずは教科書的なグランビルの法則を解説します。
下記概略図を参照下さい。
緑線が移動平均線、赤線がローソク足チャートを示しています。
グランビルの法則には4つの買いサインと4つの売りサインがあります。
まず、このサインについて解説します。

4つの買いサイン

上図①~④がグランビル定義の買いサインとなります。
①②:上向き移動平均線をローソク足が上抜けた
③:ローソク足が 移動平均線上向きにタッチして反発上昇した
④:移動平均線から乖離している状態から上昇した

4つの売りサイン

上図⑤~⑧がグランビル定義の買いサインとなります。
⑤⑥:下向き移動平均線をローソク足が下抜けた
⑦:ローソク足が 移動平均線下向きにタッチして反発下落した
⑧:移動平均線から乖離している状態から上昇した

トムライン流グランビル

私のトレードはトレンドフォローを基本としています。

ここで皆さんに質問させて下さい。

上記の①~⑧で「トレンドフォローではないサインがある」事に気付かれた方はいらっしゃいますか?
上記の概略図を再度ご確認いただいて少し考えてみて下さい。
  ※答えが見えないようにちょっと下へ記載します



皆さん流石です!!正解は④と⑧ですね!
とても簡単な質問で逆に申し訳ありませんでした。

④は上昇トレンド中 = 買い相場の売り目線です。
⑧は下降トレンド中 = 売り相場の買い目線です。
両方とも基本的な流れに逆行していますよね。
つまり上流から流れる川をさかのぼっている状況です。

上記理由からトムライン流グランビルでは6つのサインを採用しています。

事例紹介

21年12月5日USDJPY1H足チャート解説

具体的なチャートでグランビルの法則を解説します。
まず上昇トレンド中の相場環境の解説です。
下図へトムライン流グランビル法則①②③をまとめてみました。
皆さん如何でしょうか?驚くほど簡単ですよね!!

21年12月5日 GBPUSD4H足チャート

次は下降トレンド中の相場環境の解説になります。
下降トレンド中も全く同じです。とても簡単ですよね。

ポイント

1.移動平均線の向き

下図のX印に注目下さい。このX印はグランビル成立ではありません。
皆さんなぜでしょうか?
その通り正解です!移動平均線がまだ上向きなんですよね!
移動平均線はその特性上から実際のローソクチャートより遅れる特性があります。

2.チャート時間足/通貨に依存しない

今回USDJPY 1H足チャートとGBPUSD 4H足チャートにて、
トムライン流グランビルの法則を解説させてもらいました。
皆さんお気付きの通り、本手法は時間足や通貨依存ありません。
従って、どの時間軸でもどの通貨でも適用可能となります。
  ※もちろん日本株式や米国株式にも適用可能です

まとめ

トムライン流グランビルの法則は如何でしたでしょうか?
トレンドフォローの波に乗って、移動平均線の方向にトレードするだけです。
とても簡単ですよね!明日のトレードから早速実践でお試し下さい。

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